奈良市国際交流出前講座

令和7年度 第3回奈良市国際交流出前講座「バングラデシュ講座」を開催しました。

■開催日:10月27日

■開催場所:月ヶ瀬小中学校 中学部

■参加者:7~9年生 25人

奈良総合ビジネス専門学校で日本語を学ぶアラム・アシュラフルさんが、月ヶ瀬小中学校の7~9年生25人に、出身国のバングラデシュについての紹介をしてくれました。

バングラデシュの地理、歴史、通貨、中学生の1日のスケジュール、宗教、食事、スポーツ、自然、伝統衣装と、たくさんの写真を見せながら、クイズを交えながらお話してくれました。

月ヶ瀬小中学校7~9年生の皆さんは、ほとんどがバングラデシュの歴史や文化に初めて触れたということで、メモを取りながらとても熱心に聴いていました。

たくさんの写真など、講座のためにいろいろと準備してくれたアラム先生、熱心に聴講してくれた生徒の皆さん、ありがとうございました。

■出前講座を申し込んでくださった月ヶ瀬小中学校の中西優斗先生の<コメント>を紹介します。

「本校は、へき地校という特性上、居住地域外の人とつながる機会が少ないので、外国の方からお話を聞かせていただき、世界の文化や歴史に興味を持ってほしい、日本以外の文化や考えを知ってほしい、という思いから応募しました。
バングラデシュという国の成り立ちや現地の中学生の過ごし方など、日常生活の中では、なかなか実際に目にすることや聞くことがない話で、生徒にとっては新しい発見があり、関心を持つきっかけになったと思います。
また、異文化への理解を深めるきっかけにもなったと思います。この度は大変貴重なお時間をいただき、本当にありがとうございました。」

■生徒たちの感想を紹介します。

  • 日本と全然学校の様子が違うなと思いました。バングラデシュのお金は日本より種類が少ないし、形も違うのが面白いと思いました。クイズがあってとても楽しかったです。
  • バングラデシュの料理がとてもおいしそうでした。バングラデシュは山が多そうで少ないということを知りました。
  • 1947年にパキスタンとインドが別れたことや1971年にバングラデシュができたことなど、私は知らなかったので、知れてよかったです。そのほかにも国旗の色の意味やコインがどんなものかわかって日本と全然違う文化が知れて面白いなと思いました。ほかにもいろいろな食べ物があっておいしそうで食べたくなりました。
  • 僕は通貨がとてもきれいでいいなと思いました。カレーの種類がとても多くてついつい食べたくなりました。商品がとても安いなと思いました。バングラデシュの昔の名前が東パキスタンなんだと初めて知りました。今日はバングラデシュのことをたくさん教えてくださりありがとうございました。
  • バングラデシュのことを知れてとても楽しかった。日本とは文化も通貨も言語も違うので知れること一つ一つが面白くとてもすばらしい時間でした。見させてもらった食べ物もすべておいしそうで、特にサモサがおいしそうで、すごく食べてみたいです。とても貴重な経験をさせてくれたアラム・アシュラフルさん、ドンノバド(ありがとう)!
  • バングラデシュのことについてたくさん知れて楽しかったし、日本との文化の違いが分かって、とても勉強になりました。バングラデシュの中学生の制服や1日の流れが違うところが多くて驚きました。あと、イスラム教があるから、金曜日が休みで日曜日から木曜日に学校に行くというのは初めて知りました。話の途中にクイズや朝礼にする運動などができてとても楽しかったです。今日は本当にありがとうございました。
  • バングラデシュの文化や歴史以外にも中学生の1日の生活などの詳しいことも知れて勉強になりました。あいさつの言い方を覚えたいなと思ったし、食べ物も日本と違っていて、おいしそうでした。バングラデシュについては知らないことが多かったので驚くことばかりでした。日本と文化などが全然違うので、新鮮でした。バングラデシュの結婚式の衣装はすごくきれいで着てみたいと思いました。バングラデシュ以外の国のことももっと知ってみたいです。
  • バングラデシュはもともと東パキスタンと西パキスタンに分かれていたり、通貨が「タカ」といって日本円とあまり変わらなかったり、国旗には意味があったりと、いろいろなことを知ることができました。日本と似ているところも違うところもあって面白いなと思いました。他にもクイズや全校朝会の体験ができて、とても楽しかったです。今日はバングラデシュの方からお話を聞くことができて勉強になったし、もっと他の国についても調べてみたいなと思いました。

バングラデシュの学校の朝礼で行う体操を一緒にやってみました。

バングラデシュの歴史について説明するアラム先生

バングラデシュのコインを持ってきて直接見せてくれました。