奈良市国際交流出前講座

令和7年度 第1回奈良市国際交流出前講座「ナミビア講座」を開催しました

■開催日:9月12日

■開催場所:興東館柳生中学校

■参加者:1年生 8人

奈良教育大学で学ぶヒテワ・パウルス・ンディリシャンジュさんが、興東館柳生中学校の1年生8人に、出身国のナミビアについての紹介をしてくれました。

講座の最初は、パウルス先生と生徒たちがお互いに英語で自己紹介をしました。

講座の前半は、画像を見ながらナミビアの概要についてお話を聞きました。ナミビアはアフリカの南西部にある国で、西は大西洋に面しており、北にアンゴラ、北東にザンビア、東にボツワナ、南に南アフリカ共和国と国境を接しています。首都はウィントフックで、30の部族が暮らしているそうです。そして、ナミビアには世界最古の砂漠-ナミブ砂漠があることや、ゾウ・ライオン・シマウマなどたくさんの野生動物が生息していますが、その中でもチーターの生息数が世界一だというお話を聞きました。

後半は文化体験をしました。ナミビアの部族の歌を教えてもらい、ソプラノからバスまで音階を変えて練習、みんなでコーラスもしました。また、日本のゴム跳びのような遊びも教えてもらい、みんなで体験しました。

最後の質疑応答の時間には「ナミビアの宗教は何ですか?-ほとんどの人がキリスト教を信仰しています。」「どんな日本食が好きですか?-からあげです。」など、たくさんの質問が出て、時間が足りないくらいでした。

楽しい授業を行ってくれたパウルス先生、積極的に参加してくれた生徒の皆さん、ありがとうございました。

■出前講座を申し込んでくださった興東館柳生中学校の花岡真美先生の<コメント>を紹介します。
「ナミビアからの留学生、パウルスさんにお越しいただきました。ナミビアの動物や食事、学校などのお話を通して、異文化理解だけでなく、自分たちの文化を客観視する大変良い機会になりました。「もっと上手に英語で自己紹介したかった」「ナミビアに行ってみたい」「パウルスさんにまた会いたい」と、実際にお会いしたからこその感想が、生徒から多く出ました。また「歌も遊びも楽しくて、国や人種は関係ないと思った」と、ボーダーレスな視点を育むきっかけとなったことがとても嬉しく、有意義であったと感じています。本当にありがとうございました。」
最初はお互いに英語で自己紹介しました。
ナミビアの多様な部族についてのお話を聞きました。
パウルス先生がお手本を見せてくれました。すごい跳躍力です。
実際に体験してみました。なかなか難しいかったけれど、みんなできました!