お知らせ

令和5年度 第10回奈良市国際交流出前講座を開催しました

■開催日:1月26

■開催場所:京西中学校

■参加者:1年生176人

奈良総合ビジネス専門学校のエムディ ソライマンさんがバングラデシュについて、プィン ナディ モーさんとカイン ゾー ムェさんがミャンマーについて、ラヴィンドゥさんがスリランカについて、プラビンさんがネパールについて中学1年生に向けて紹介してくれました。

エムディ ソライマンさんの講義では、バングラデシュの言葉や歴史・文化についての紹介がありました。首都名や通貨単位、挨拶のフレーズなど様々なキーワードを生徒にノートに書き留めてもらう講義形式で、生徒は講義の要所要所で出題されるクイズにしっかりと答えることができていました。プィン ナディ モーさんの講義では、ミャンマーの国のあらましについて紹介が行われる中、黄金に光り輝くパゴダ群の写真に生徒の関心が集まっていました。特に、丸い巨岩の上にバランスを保つようにしてパゴダが建っている写真には「すごい、すごい」と生徒から歓声が上がっていました。カイン ゾー ムェさんの講義では、多民族国家のミャンマーにおける様々な民族衣装や伝統行事、食べ物などについての紹介がありました。特に生徒の興味を引き付けたのは「ティンギャン祭り」という水かけ祭りで、新年に街中で老若男女が盛大に水を掛け合う光景に驚いていました。「去年一年間の汚れを洗う」というお祭りの意味もよく理解できたようです。ラヴィンドゥさんの講義では、スリランカの食べ物や特産物、言葉についての紹介がありました。何種類もの香辛料が使用された辛いカレーが食生活の中心である一方で、ポピュラーな飲み物として風味豊かなセイロンティーがあることは多くの生徒にとって馴染みがあるようでした。また、サファイアやルビーといった多くの宝石が特産物であることには驚きの声が上がっていました。公用語のシンハラ語の発音練習は少し難しかったようでした。プラビンさんの講義では、エベレストの印象が強いネパールが、その他にも魅力的な風景を有していることについて紹介してくれました。鮮やかな赤が印象的な国花・シャクナゲや青色の羽が鮮烈な印象を与える国鳥・ニジキジ。8,000m級の山々を背景にしてカラフルな住宅街が広がる様子があり、街中では年に一度「ホーリー祭り」と呼ばれる世界一カラフルなお祭りが開催されるとあって、生徒はネパールに、彩り豊かな印象を新たに抱くことができたようです。

ソライマンさんによるバングラデシュ講座

ソライマンさんによるバングラデシュ講座

プィンさんによるミャンマー講座

プィンさんによるミャンマー講座

カインさんによるミャンマー講座

カインさんによるミャンマー講座

ラヴィンドゥさんによるスリランカ講座

ラヴィンドゥさんによるスリランカ講座

プラビンさんによるネパール講座

プラビンさんによるネパール講座

生徒の関心を引き付けながら講義してくれた5名の留学生の皆さん、熱心に受講してくれた京西中学校1年生の皆さん、ありがとうございました。